2020年に東京オリンピックを迎える日本は、観光立国としての成長が期待されています。中でも、観光・ビジネス・留学・全ての分野において増加するムスリム顧客のニーズに、積極的に取り組もうという動きが全国的に広まりつつあります。
宗教的な配慮で新たな市場を取り込むことは、日本が世界から多種多様なニーズをもったお客様を安定して受け入れる環境を整えることにつながるだけでなく、人口増加と経済成長に後押しされるアジア・アフリカ諸国からの「安定した成長市場」を勝ち得る可能性があります。また、「ムスリム圏」は国境とは無関係な宗教圏=経済圏を形成しているため、国ごとの外交問題や経済状況の影響を受けにくいというメリットもあります。今後一層の成長市場として大きな注目と期待を集めています。
i.SOLUTIONSでは、ムスリム対応に取り組まれる法人・自治体・個人の方を対象に、様々なサービスをご案内させて頂いております。お客様に適したサービスや対応内容などについても、ご相談をお受け致します。まずは、お問い合わせメールからお気軽にお問合せ下さい。
【礼拝室・キブラ設置】【ムスリム向けメニュー開発支援】【ムスリム対応・おもてなしセミナー】 |
【ムスリム市場調査】モニター紹介・定性調査・グループヒアリング・テストマーケティング等 |
【誘客イベント企画・メディア制作支援】 |
【イスラム圏市場へのPR/宣伝】 |
日本政府観光局【JNTO】と現地メディア・旅行会社・航空会社等の継続した訪日プロモーションの効果で、東南アジア諸国からの訪日客が増加し続けています。その内マレーシア・インドネシアは一般的にムスリム国として知られ、経済的成長で増える中間富裕層の親日家たちがビザ緩和政策と格安航空を利用して来日。マレーシアからは前年同月よ72%、インドネシアは40%を上回る勢いで増加しています。 しかし、問題なのはイスラム教徒である彼ら訪日客への食事や礼拝に関する受入体制が、日本各地で追いついてないということ、そして「イスラム」そのものに対する理解不足も、日本でのムスリム対応遅れの一因となっています。
いまや、日本食がユネスコ無形文化財として登録され、日本への注目が世界から一層と高まっています。「観光」で日本を元気する大きなチャンスです。日本食には、美味しく健康的な食だけでなくイスラム教徒が食べられるものも多い、というメリットもあります。宗教の戒律に配慮した食事や礼拝に関することだけでなく、ムスリムのニーズを正しく理解し、顧客の満足度を向上させることで多くのリピーターが増えることでしょう。これは、地域の魅力アップだけでなく、日本全体の観光立国としての実力を高めることにつながるのです。
Q:ムスリムフレンドリーとは、どういう意味ですか?
① お食事: | ムスリムのお客様が安心して召し上がれるように、食材に関する分かりやすい情報の提供。豚肉・アルコールを使用しない調理や食材の管理などがされた『ムスリムフレンドリー』食のご用意など。 |
② 礼拝: | 礼拝時間と場所に配慮した旅程。 宿泊施設では、キブラ(メッカの方角)や礼拝用マットの貸し出しなど。 |
③ お買い物・おみやげの手配: | ムスリムが安心して購入できるお土産や商品選びをサポートするなど。 |